企画意図
カメヤマローソクのコマーシャルソングができる前の作品です。
毎年11月のはじめに稲荷大社でローソク数万本灯して行われる大祭。家内安全や交通安全、入学祈願などローソクに火に託し、お祈りをささげます。その荘厳な雰囲気のなかで、数万本のローソクが生み出すスケール感と、ローソクが果たす役割をCMとして仕上げました
エピソード
舞台は北日本にある、有名な稲荷大社。昼間のうちに現地に入りし、打合せのあと現地のロケハンを済ませ、カメラポジションを決めます。現地へ行ってわかっ たことですが、数万本のローソクを灯す畑が予想以上に広かったのです。
ローソクの火が灯ったシーンを撮影するだけでは、スケール感を出すことが出来ませ ん。
そこで考えたのが、火がついていない状態と火が揺らめく状態への移り変わりを撮影編集で表現するということ。
「静」から「動」への変化を見せること で、火の揺らめきや迫力を際立たせるのが狙いでした。
まず、昼間に畑に並ぶ数万本のローソクを撮影。その場所にカメラを固定したまま夜になるのを待ち、 ローソクが灯ってから撮影しました。そして運良くご覧のようなシーンが撮影できたわけですが、心配がひとつありました。
カメラのポジションは決まったもの の、なにしろここは11月初旬の新潟県、しかも高台 に位置する場所。夜になると風が吹く可能性が高く、ローソクの煙で綺麗に撮影できないのではないかと、不安がつりました。
こればかりは神頼みしかありません。スタッフもローソクを何本も購入し、成功祈願をしました。
そのおかげかどうかはわかりませんが、無事に撮影を終了する事ができたのでした。