How to ペット供養 How to ペット供養
今知っておくべきこと

ずっと一緒に、もしかしたら家族よりも密接にコミュニケーションを交わし、寂しいときにはなぐさめてくれて、嬉しいときには一緒に喜んでくれるペットちゃんたち。しかし、残念ながらその寿命は人間よりも短く、虹のかなたへと先立っていきます。
悲しみに暮れて何も手につかず、きちんと弔ってあげることができなかったという後悔が残らないように、事前に知っておくべきことをまとめました。

ペットちゃんがなくなったら

身を清める
①ペットシートなどの上に寝かせます
②固くしぼった濡れタオルなどで、全身をキレイに拭いてあげましょう
③口や目元、お尻(肛門まわり)などは、ガーゼなどで汚れをふき取ります
④やさしくブラッシング

遺体の保管
火葬までの時間、遺体の腐敗を抑えるために保冷剤等で冷やしましょう。特に、首とお腹まわりを重点的に冷やすとよいでしょう。

火葬先を決める
準備を整え、気持ちが落ち着いたら火葬先を決めましょう。大切なペットちゃんを安心して預けられる火葬・葬儀業者を選びましょう。全国の業者を検索できるペット葬儀専門のポータルサイトなどを利用するといいでしょう。後悔のないように、しっかりお調べすることをおすすめいたします。
※亡くなってから慌てて調べるのではなく、ペットちゃんの生前に「終活」として事前に検討することもおすすめします。

<主な火葬の種類>
◆個別葬(お骨を残したい方向け) 個別葬も葬儀社によって内容が異なります。お近くの葬儀社までお問合せください。
◆合同葬(費用を抑えたい方向け) ほかのペットちゃんたちと一緒に火葬され、その後永代供養となります。
火葬先までは、ペットちゃんがいつも使っていたベッドやクッションなどに寝かせてそっと運びましょう。ちょうどよい大きさのダンボールなどがあれば、底にタオルを敷いて使ってもいいでしょう。

心を込めてお見送り
ペット葬儀社では、ペットちゃんの大きさに合わせた棺が用意されています。(料金などは各葬儀社にお問合せください) お花や写真、手紙を添えて最後のお別れをしましょう。
※お花や切り花のブーケなど、小さいものがおすすめです。

手続き
・ワンちゃん ワンちゃんを迎え入れるときに、市区町村に届けた「狂犬病予防接種」の登録を抹消する手続きが必要です。亡くなってから30日以内に、お住まいの市区町村へ死亡届を提出し「鑑札」と「予防接種票」を返却しましょう。
・ネコちゃん ネコちゃんは基本的に届け出るものはありません。例外として、環境保全のために飼育登録が必要な市区町村もあるため、その場合は役所へお問合せください。

供養について

お墓
ペット用の霊園などにお墓に建てて納骨。

納骨堂
葬儀社、寺院、ペット霊園内の納骨堂にお骨を安置。

合同供養
様々なペットちゃんたちと合同の供養塔にお骨を安置し(お骨は戻ってきません)永代供養。

手元供養
分骨したお骨(お骨がない場合は思い出の品など)を、写真・水・花・線香・ローソクなどで供養。手元供養用の小さな仏壇を購入し、生前使っていたものなどと一緒に飾ってあげましょう。

手元供養について

リビングや寝室にも置ける、省スペースタイプの小さなメモリアルセットが人気です。特に決まりはありませんが、基本的なお供えは以下の通りです。

①ペットちゃんの写真
かわいい姿をいつも見ていたいですよね

②お花
メモリアルコーナーが一気に華やぎます

③ローソク
虹の橋までの道のりを照らす&ペットちゃんが帰ってくるときの道しるべ

④線香
煙と香りが虹の橋まで届いてつながるイメージ

⑤愛用のおもちゃ
お気に入りだったおもちゃはあちらでも使いたいですよね

⑥お水
のどをうるおすのに必要ですね などを日々お供えしてあげましょう。