お彼岸・お盆・お正月について

お彼岸について

春彼岸:毎年3月の春分の日をはさんで前後3日 計7日間
秋彼岸:毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日 計7日間

『彼岸』とは、インドのサンスクリット語(梵語)の『波羅蜜多(パーラミーター)』を訳したもので「向こう岸を渡る」という意味です。つまり、現世の此岸から涅槃の彼岸に至ることを表しています。
彼岸は春分と秋分の中日として、その前後3日間、あわせて1週間のことを指します。春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じになり、仏教的に迷いの境地であり、「現世」と「浄土」の接する日とされています。従って、私たちがご先祖様のいらっしゃる彼岸に、一番近くなる日と考えられています。

お盆について

・7月13日から4日間
・8月13日から4日間(月遅れ)
・旧暦のお盆(沖縄地方など)

『お盆』は正式には『盂蘭盆会』といいます。もともとこの言葉は、サンスクリット語(梵語)で『ウランバーナ』つまり「逆さつり」という意味を持ち、地獄で苦しんでいる亡者を救うために、この世で正しい事を行い、徳をつんで、祖先の霊に報いるという意味を持っているとされています。
お盆は7月13日から16日の4日間ですが、夏休みに合わせた月遅れお盆が一般的になってきています。
沖縄地方などでは、旧暦の7月13日から3日間をお盆としています。

迎え火・送り火
「迎え火」とは、帰ってくるご先祖様の霊が迷わないよう、目印として火を焚くお盆の風習です。
「送り火」とは、帰ってきたご先祖様の霊を送り出す行事のことをいいます。

お正月について

本来、お正月もお彼岸やお盆のように、ご先祖様の霊をお迎えする魂祭の行事です。
ご先祖様が家族の子孫繁栄や健康を守ってくれていると考えられており、そのご先祖様の霊たちをお正月に各家にやってくる神様、「年神様」としていました。
お正月には家中のものが揃い、年神様(ご先祖様の霊)をお迎えし、共にいただく食事が「おせち料理」です。

お正月にはご先祖様に感謝の気持ちを伝え、一年の健康と無事を祈りましょう。

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